アダムは百三十歳になって、自分にかたどり、自分のかたちのような男の子を生み、その名をセツと名づけた。
アダムはまたその妻を知った。彼女は男の子を産み、その名をセツと名づけて言った、「カインがアベルを殺したので、神はアベルの代りに、ひとりの子をわたしに授けられました」。
また、わたしたちもみな、かつては彼らの中にいて、肉の欲に従って日を過ごし、肉とその思いとの欲するままを行い、ほかの人々と同じく、生れながらの怒りの子であった。
すべての肉が、同じ肉なのではない。人の肉があり、獣の肉があり、鳥の肉があり、魚の肉がある。
このようなわけで、ひとりの人によって、罪がこの世にはいり、また罪によって死がはいってきたように、こうして、すべての人が罪を犯したので、死が全人類にはいり込んだのである。
肉から生れる者は肉であり、霊から生れる者は霊である。
御使が答えて言った、「聖霊があなたに臨み、いと高き者の力があなたをおおうでしょう。それゆえに、生れ出る子は聖なるものであり、神の子と、となえられるでしょう。
見よ、わたしは不義のなかに生れました。 わたしの母は罪のうちにわたしをみごもりました。
それで人はどうして神の前に正しくありえようか。 女から生れた者がどうして清くありえようか。
だれが汚れたもののうちから清いものを 出すことができようか、ひとりもない。
カイナン、アルパクサデ、セム、ノア、ラメク、
すなわち、わたしたちは、土に属している形をとっているのと同様に、また天に属している形をとるであろう。
彼らを男と女とに創造された。彼らが創造された時、神は彼らを祝福して、その名をアダムと名づけられた。
アダムがセツを生んで後、生きた年は八百年であって、ほかに男子と女子を生んだ。